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建築家の夫と芸術家の妻に二人の子供ができ、とても平穏なくらしをしていました。家族旅行に行く予定でしたが、夫に予定が入ってしまい一人留守番をする羽目になります。そんな時に、謎の美女二人が訪ねてきて一夜を共にしてしまいます。そこから始まる悲劇・・・豹変した彼女たちの拷問。夫はこの危機をどう乗り越えていくのか。

主人公フランチェスカはアメリカの田舎に住む平凡な主婦、ある日夫と子供達が4日間家を空けるため久々に1人でのんびりしていたら道で迷っている男性ロバートに出会う。その晩食事を共にする2人、話せば話すほど惹かれ合うのが分かる。4日目の最後の日、ロバートに一緒に行こうと言われるがフランチェスカは家族かロバートかどちらを選べばいいのか迷ってしまう。そんな四日間をフランチェスカの死後子供達に知って欲しかったと遺言に書いたフランチェスカ。彼女の選んだ選択肢とは？

弁護士のダンは、パーティーで中年女性のアレックスを見かけて気になってしまう。翌日会議で再び出会い2人で食事をしてそのまま肉体関係を結ぶ。すぐにアレックスから電話があって又セックスにふけるのですが、帰ろうとするダンの前で手首を切ります。その場は何とか取り繕ったのですが、執拗に連絡してくるアレックスにこのままではまずいと思い、別れを切り出すと妊娠していると言い、避けようとするダンにあらゆる手で接近してきます。そこからの逃亡劇がとんでもない‥。

女子高校生のアデルは髪の毛を鮮やかな青い色に染めた年上の女性・エマと出会い、恋人同士としてお付き合いを始める。アデルは高校を卒業後にごく普通の保育士として就職、エマは画家として本格的にギャラリーを開くほどに成功。それぞれが別の道のりを歩んでいく中で、順風満帆だったはずの同棲生活にも少しずつ亀裂が入っていくのでした。

ヒューマン系の家族の物語。罪を犯し囚人となったしまい、死刑にまで至る間に、色々なドラマがあり苦悩やチャレンジが描かれています。世界的に高い評価を受けている作品です。また、見所はその罪を償うことと恋愛模様です。いわゆる歳の差恋愛のような描写になっており、普通の映画とは違ったドキドキ感があります。

厳格なカトリック信者の両親と暮らしていたリンダ・ラヴレースは、自由奔放なチャック・トレイナーと意気投合して実家を飛び出す。彼女が時代のシンボルとして祭り上げられるようになったのは、1972年に「ディープ・スロート」という1本のポルノ映画に出演したことがきっかけです。一躍セレブの仲間入りをしたリンダでしたが、次第に暴力的かつ支配的なチャックに悩まされるようになっていくのでした。

倦怠期を迎えた夫婦、ビルとアリス。ある日友人のパーティーに行ったのをきっかけに歯車が狂い出してきた。止まらないアリスの浮気の妄想、コールガールの誘惑、全員が仮面を付けた乱行パーティーの参加。それに伴ってビルに命の危険が迫る。彼を救ったのは、謎の娼婦。その正体は？そして夫婦の危機を打開するには？鬼才スタンリー・キューブリックの遺作。

バカンス先で出会ったドイツ人の青年と初体験をした数日後に17歳の誕生日を迎えます。不特定多数の男と性交を重ねながら名門高校に通う。ある事件をきっかけにその問題行動が発覚します。行動の裏にある少女でも大人でもない17歳の女性の揺れ動く気持ち・・・。最後に少女から大人の女性へと歩み始め、気持ちと身体の変化が現れます。

仕事に復帰した離婚したばかりのエリザベス。ある店で偶然にジョンという男性に出会う。セクシーで裕福そうなジョンにエリザベスは次第に惹かれていく。しかし彼は普通の関係では物足りない気質があり、段々と常軌から外れたものへと変化していく。エリザベスとジョンが出会い、そして別れたその期間は9週間と半分であった。

エイミーという妻が謎の失踪。翌日記者会見を開き、事件性があると判断し色々と妻の過去や妻の事を調べていく…妻は何故失踪したのか…。ヒントがどんどんと手紙で出てくる。視点は夫の視点から描かれる物語と妻のエイミーの視点から描かれ物語が交互に交代しストーリーが展開されていく。浮気や不倫。謎とともに浮かび上がってくる真相に目が離せない。

365daysは、ラウラという主人公の女性に一目惚れしたマフィアのボスであるマッシモが、ラウラを誘拐・監禁するというストーリーのポーランド映画です。１年以内にラウラがマッシモに恋をするまでという期限付きで、最初は外部と接触する手段も取り上げられていたラウラですが、ＰＣと携帯を返してもらえた事に後押しされ、マッシモと過ごす事に決めます。刺激的な生活と欲しいものは何でも買い与えられる贅沢な暮らしの中で、マッシモに惹かれていくラウラの人生を描いた作品です。

95年の作品とは思えない程現代的であることが印象的です。不倫的な内容ではあるのですが、運命的な出会いをした二人でありながら、すでにある生活を思うと報われないという切なさを、下品にではなく表現しているところが魅力的です。

体は女性ながら心は男性である大工のダラスは、クラブで出会った女性たちと日々、仮初の関係を続けていた。ある日仕事現場の近くでジャスミンという女性を見かけたダラスは、一目で彼女に魅かれるが、ジャスミンには既に婚約者が…。その後2人は奇遇にも再会し、型にはまらず自由に生きるダラスにジャスミンも好意を持つ。婚約者がいながらもダラスに強く惹かれてしまったジャスミンは、葛藤を続け…。

主人公とそのガールフレンドが、いずれも死体を洗い清める仕事に就いているというトンデモナイ設定。さらには2人とも、死体そのものが好きという極めて特殊な性癖を持つ異常者カップルです。彼らは仕事をしながら趣味の死体集めをはじめ、ついには衝動を抑えきれず、自分達カップルに死体を交えた狂気の性行為へと没入していきます。ストーリーの行きつく顛末の血と性に塗れた異常な世界観は、もはや筆舌に尽くしがたい領域へと堕ちていきます。

時は終戦後。ドイツ人の15歳のマイケルは体調を崩した際、偶然遭遇したハンナという女性に助けられる。20歳以上年上のハンナに恋をしたマイケルは再び彼女をもとを訪れ、二人は愛し合うようになる。マイケルが本の朗読をし、ハンナはそれを嬉しそうに聞く。2人は歳の差を超えて心を重ねていくが、ある日突然ハンナが姿を消してしまう。それから数年後。法学部に進学したマイケルがハンナの姿を見かけたのは、なんと法廷の場だった。ハンナの秘密に気付いたマイケルは、とある決断をする…。